金価格

歴史は繰り返すか?


銀価格はJPモルガンが不正操作しているといわれる商品。

1974年に金の先物取引スタートし、アメリカ国民が金保有することが解禁され、これがきっかけとなり、金デリバティブがスタートし、金のキャリートレードが行なわれるようになった。

 金利を生まない金を低い金利(リースレート)で中央銀行から借り、それを先物市場で売却することでドルを調達し、その資金を活用して高金利商品を運用し、各国の銀行は利益を得るようになった。


金価格が下がるうちはいいが、金相場が上昇してしまうと、リースレートも上昇してしまい、低い金利で借りれず負担となるし買い戻せなくなる。

そのため、金価格を押さえ込むために、空売りも同時に仕掛けているので、上昇すれば多大な損失を抱える。

当時、この取引を主にやっていたのが、JPモルガンとチェースマンハッタンである。

だけど、1999年の9月に金のリースレートが暴騰しちゃうんだよね。上記図。

これにより、金のキャリートレードを続けていた、JPモルガンとチェースマンハッタンは体力を失い、破綻寸前となり、1999年12月に、グラススティーガル法を改正し、グラムリーチブライリー法を新たに制定した。(設立に携わったのは、ルービンとサマーズである。)

このことにより、JPモルガンとチェースマンハッタン銀行は合併に至り、現在のJPモルガンチェースとなっている。


まぁ、懲りずにまたJPモルガンが悪さしてるんだけどこいつらバカだろ。


ただ、それには理由がある。

それは【ドル】の通貨価値を高めるために、同じ貨幣価値のある【金価格】を低下させること。

【ドル】を国際決済通貨として流通させるためには、【金】の貨幣価値が高まると困るわけ。 

そのため、【金】価格を著しく低下させる必要がある。

これを1970年代にもやったわけね。チェースマンハッタンとJPモルガンが共謀して金価格にショートを振りまくった。だけど、金価格は当時で最高の800ドルまで上昇し、思い切り踏みあげられ、死亡しました。


クリントン政権時と同じ値動きして、9月まで急落して一気に暴騰したら、笑うしかないね。

そのときは、2番底をひたすら買うしかないでしょ。初動は掴めないけど、そこから爆上げだからね。